上手な介護の方法!「10か条」
|
| @ 過去にこだわらず現在を認めよう |
|
これまで敬愛していた肉親にぼけが始まったとき、どの家族も現実を認めようとしません。
これまでのイメージに固執して、一生懸命説明したり、教え込んだりします。
そのように説明されたり、否定されたりすればするほど、
認知症状がかえってひどくなってしまう場合があります。
現実を認め、それをそのまま受け入れる必要があります。
現実を受け入れたくない家族の気持ちはよく分かりますが、
現実を認めない事で自ら介護を大変なものにしてしまっている場合があります。
過去にこだわらず、よりよい未来に向けて、現実を受け入れていきましょう。
|
| A 割り切ることも大事ですよ |
|
介護に行き詰ったら発想の転換をすることが大切です。
この発想の転換は1人だけでは難しいので、
家族の会での話し合いや、
介護教室や本などで他人の経験を聞き適切なアドバイスを受けることで
容易になることが多いです。
お年寄りを介護する中心はあなたです。
上手に割り切って負担を軽くして長続きのする介護を心がけて下さい。
|
| B 良く調べ、よく知ろう |
介護用品や介護法、福祉制度などを知る事で介護の負担が激減することがよくあります。
|
| C 心は常にオープンに |
|
認知症や障害について社会的な理解がまだ不十分な現在、
「家の恥だから、隣近所に知られたくない。」
とお年寄りを外に出したくないと思っている介護者は少なくありません。
しかし、家族や社会の理解と援助を得なければ
介護を続ける事が困難になる場合も少なくないと思います。
1人で悩む事は、介護者自身にとっても、またお年寄りにとっても辛いことです。
悩みを打ち明けて、みなが一緒に考えていけたら、介護者の負担も軽くなるでしょう。
|
| D 人の助けを借りよう |
|
どのような援助でも(身内の助力でも、福祉制度によるものでも)
初めて受ける場合ほとんどのひとは精神的なハードルを感じます。
遠慮、気兼ね、生理的な拒絶などにより受け入れようとしないのです。
これでは、援助したいという人がいても、制度が充実していても
介護の負担の軽減には結びつきません。
誰も助けてくれないと嘆かないで、
自分のまわりをみて利用できるものは最大限利用して、
長続きのする介護を心がけましょう。
|
| E 仲間をみつけよう |
|
どんな便利な制度や介護用品でも、それを利用するときには心的負担があります。
その負担の大きさは、
その人の性格、介護の経験、地域社会の理解などによって変わりますが、
介護の経験者や専門家のアドバイスによっても大きく変わります。
気のあった仲間を見つけ相談できる事は、介護を楽にする大切なポイントです。
普段から何でも話せる知人を1人は持つこと、
家族の会など同じ悩みを持つ人たちの集まりに積極的に参加すること、
特に隣近所の人たちとの付き合いを大切にして
気軽に頼み合えるようにつながりを持つことが重要であると思います。
|
| F 息抜きも大事です |
|
24時間続く緊張に耐え続ける事は、誰にとっても容易ではありません。
まして、その緊張がいつまで続くか見通しがつかないときには、心理的な負担はとても大きくなります。
一生懸命に介護しようとするあまり、頑張りすぎて行き詰ってしまうことがよくあります。
上手に介護してくためには、介護者が割り切って休む事も必要です。
介護力を維持・強化するためにも息抜きの時間を積極的に作る事は必要です。
|
| G ペースはお年寄りに合わせましょう |
|
動作に時間がかかったり、ゆっくりとしたペースに、
ついつい「早くしなさいよ。」
など催促したり、注意してしまう場合があります。
しかし、お年寄りのペースに合わせる事が結局、
介護にかかる精神的・身体的・物理的不安を軽くすることにつながります。
|
| H いつも相手の立場にたって考えましょう |
|
人と人との付き合いは、どの場面でも、
相手の立場や気持ちをどれくらい思いやれるかによって、
うまくいくいかないが決まってくるものです。
|
| I 健康第一が基本 |
|
がんばりすぎの介護は、いつか耐え切れなくなってしまうことがあります。
介護する人は、介護される方だけでなく、自分の健康管理にも気を配りましょう。
|
| 上手な介護の10か条 NEXT → 介護のストレスチェック |